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「新卒採用」の注目ニュース

大学生・院生に聞く、「建設・不動産業界に関する意識調査」
(エヌ・アンド・シー調べ)

[2014.12.15]

建設業界に特化した技術系人材派遣・人材紹介サービス「Construction Engineering」(コンストラクションエンジニアリング)」を行っている株式会社エヌ・アンド・シー(本社:東京都港区、代表取締役社長 長田 健)は、2014年11月15日~11月25日の11日間、全国の大学生・院生を対象に、「建設・不動産業界に関する意識調査」をモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)により実施し、2,000名の有効サンプルを集計しました。
(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)


■調査結果

≪大学生・院生が希望する就職先とは?≫
◆大学生・院生が希望する就職先 1位「職場の雰囲気がよい会社」
◆女子学生・院生の3人に1人が「女性の活躍を推進している会社」を希望

全国の大学生・院生2,000名(全回答者、男子学生・院生1,000名、女子学生・院生1,000名)に、将来就職するとしたら、どのような会社に就職したいと思うか聞いたところ、最も多かったのは「職場の雰囲気がよい会社」で63.2%、次いで「給料がよい会社」55.1%、「雇用が安定している会社」48.1%、「自分のやりたいことができる会社」47.4%、「福利厚生が充実している会社」46.7%が続きました。
男女別にみると、女子学生・院生では「女性の活躍を推進している会社」33.4%(男子学生・院生2.7%)を希望する割合が男子学生・院生に比べ高くなった他、「職場の雰囲気がよい会社」73.3%(男子学生・院生53.1%)、「福利厚生が充実している会社」53.6%(男子学生・院生39.8%)、「雇用が安定している会社」54.0%(男子学生・院生42.1%)などでも、男子学生・院生よりも高くなりました。


≪入社したい建設・不動産業界企業 ランキング≫
◆大学生・院生が選ぶ 入社したい建設・不動産業界企業 ランキング
建設業界部門 1位「清水建設」 2位「三井住友建設」 3位「竹中工務店」
不動産業界部門 1位「三菱地所」 2位「住友不動産」 3位「イオンモール」

全回答者(2,000名)に、建設・不動産業界に就職するなら、入社したい会社はどこか聞いたところ、【建設業界部門】では、1位「清水建設」、2位「三井住友建設」、3位「竹中工務店」、4位「住友電設」、5位「大林組」となりました。

男女別にみると、男子学生・院生では、1位「清水建設」、2位「竹中工務店」、3位「大林組」となり、女子学生・院生では、1位「三井住友建設」、2位「清水建設」、3位「住友電設」となりました。
学年別にトップ3社をみると、1年生と2年生では「三井住友建設」、「清水建設」、「住友電設」の3社となり、3年生と4年生では「竹中工務店」、「清水建設」、「三井住友建設」の3社となりました。また、大学院生では「清水建設」、「竹中工務店」、「大林組」がトップ3社となり、「大成建設」、「鹿島建設」、「日揮」が続きました。

また、【不動産業界部門】では、1位「三菱地所」、2位「住友不動産」、3位「イオンモール」、4位「三井不動産」、5位「レオパレス21」となりました。


≪大学生・院生が感じている建設業界の魅力は?≫
◆大学生・院生が感じる建設業界の魅力 1位「人の暮らしを支える仕事ができる」
◆「未来的な仕事ができる(宇宙エレベーターや海上都市計画など)」は5人に1人が建設業界の魅力に

全回答者(2,000名)に、どのようなところが建設業界で働くことの良さだと思うか聞いたところ、「人の暮らしを支える仕事ができる」38.6%が最も多く、次いで「人の暮らしを良くする仕事ができる」35.3%、「大きな達成感が得られる」33.7%、「多くの人に利用され、多くの人から感謝される仕事ができる」28.0%、「スケールの大きな仕事ができる(ダムや橋、トンネルなど)」25.9%が続きました。また、「未来的な仕事ができる(宇宙エレベーターや海上都市計画など)」21.8%や「地図に残るような仕事ができる」20.1%といった回答も5人に1人の割合でみられました。


≪大学生・院生が注目する建設業界の動き≫
◆学生の注目度 「スマートシティの実現」と「メガソーラーの建設」は8割強、「リニアモーターカーの建設」は8割
◆「ネット通販急拡大による大規模物流施設の整備」は大学生・院生の7割半が注目
◆北陸・甲信越の学生の7割強が「北陸新幹線開業」に注目

今後、建設業界が関連する大きな動きがありますが、大学生・院生はどの程度注目しているのでしょうか。
全回答者(2,000名)に聞いたところ、注目度(※1)は、「メガソーラー(大規模太陽光発電所)の建設」では82.5%、「スマートシティの実現」(※2)では82.1%となり、“環境関連の動き”に対する注目度はどちらも8割を超えました。また、“鉄道関連の動き”の注目度をみると、「リニア中央新幹線(リニアモーターカー)の建設」は79.7%、「北陸新幹線開業」は61.8%となり、特に、北陸・甲信越の大学生・院生では「北陸新幹線開業」の注目度は72.9%になりました。そして、“施設建設関連の動き”についてみると、「ネット通販急拡大による大規模物流施設の整備」は74.8%、「新国立競技場の建設」は50.3%となりました。

※1「非常に注目していきたい」と「どちらかといえば注目していきたい」の合計
※2『スマートシティとは、ITや環境技術などの先端技術を駆使して街全体の電力の有効利用を図ることで、省資源化を徹底した環境配慮型都市のこと』と説明した上で聴取


≪建設業界で働くなら / 建設業界の女性について≫
◆「建設業界で働くならオフィスワークより現場」 男子理系学生・院生では半数近くが同意
◆「建設現場で働く女性はカッコいいと思う」 約4人に3人
◆「建設業界では、女性技術者・技能者が今後増えると思う」 約6割

全回答者(2,000名)に、建設業界で働くことについての考え・気持ちを聞いたところ、“建設業界で働くこと”に関する内容の同意率(※3)をみると、「建設業界で働くなら、東京オリンピック関連施設の建設に携わりたい」では60.7%、「建設業界で働くなら、オフィスワークより建設現場に出て働きたい」では36.1%になりました。
文理別にみると、「建設業界で働くなら、オフィスワークより建設現場に出て働きたい」の同意率は、理系学生・院生では40.4%、特に、男子の理系学生・院生では45.8%と半数近くとなりました。

また、“建設業界で働く女性”に関する内容の同意率をみると、「建設現場で働く女性はカッコいいと思う」では74.3%と約4人に3人が同意を示し、「建設業界では、今後、女性の管理職が増えると思う」では63.0%、「建設業界では、女性技術者・技能者が今後増えると思う」では58.5%となり、大学生・院生の6割前後が建設業界の女性管理職や女性技術者・技能者が増えていくことを予想しました。

※3「非常にそう思う」と「どちらかといえばそう思う」の合計


≪建設業界を志望する学生を増やすには?≫
◆建設業界志望の学生を増やすには? トップは「業界のイメージアップを図る」
◆「建設業界を舞台にした映画・ドラマ」で志望学生増を予想したのは5人に1人以上
◆「ビルやダムをつくるゲーム」や「建設テーマパーク」で志望学生増!? 1割強が予想
◆女子では「女子学生の採用増」、文系では「文系学部からの採用数を増やす」がトップとほぼ同率

全回答者(2,000名)に、どのようなことを行えば、建設業界を志望する学生が増えると思うかを聞いたところ、「業界のイメージアップを図る」が最も多く40.3%、次いで「建設業界の良さをアピールする」36.3%、「女子学生の採用数を増やす」31.5%、「建設業界の仕事内容を紹介する」31.0%、「建設業界で使える資格の取得希望者を支援する(補助金など)」30.5%が続きました。また、「建設業界を舞台にした映画・ドラマをつくる」22.7%、「スマホやタブレットで、建設現場と会社間の情報共有をしやすくする」19.9%、「ビルやダムをつくるゲームを流行させる」12.9%、「建設をテーマにしたテーマパークをつくる」12.4%といった回答もみられました。
男女別や文理別にみると、女子学生・院生では「女子学生の採用数を増やす」が41.0%、文系学生・院生では「文系学部からの採用数を増やす」が39.2%で、トップ項目「業界のイメージアップを図る」とほぼ同率の2位でした。


≪けんせつ小町の認知率と評価・イメージ≫
◆“けんせつ小町”の認知率 約7%
◆“けんせつ小町”の愛称により建設業界の女性が将来的に倍増する 約4割が予想
◆学生の評価は?「けんせつ小町」派8割 「ドボジョ」派2割、イメージは「親しみやすそう」7割強
◆けんせつ小町のイメージガールになって欲しい 1位「堀北真希さん」、2位「綾瀬はるかさん」、3位「剛力彩芽さん」

2014年10月22日に、日本建設業連合会から、建設業界で働く女性の愛称を“けんせつ小町”に決めたとの発表がありましたが、大学生・院生には、どのように受け止められているのでしょうか。
全回答者(2,000名)に、まず、建設業界で働く女性の愛称が“けんせつ小町”になったことを知っていたか聞いたところ、「知っていた」は6.6%、「知らなかった」93.5%となりました。大学生・院生への認知は、まだこれからのようです。
次に、建設業界で働く女性の愛称が“けんせつ小町”になったことで、建設現場の女性の数は将来的に倍増すると思うか、しないと思うか聞いたところ、『将来的に倍増すると思う』(※4)は39.5%と約4割が倍増を予想しました。
そして、愛称について、“けんせつ小町”と“ドボジョ”では、どちらのほうがいいと思うか聞いたところ、『“けんせつ小町”のほうがいいと思う』(※5)は81.1%、『“ドボジョ”のほうがいいと思う』(※6)は19.0%となり、“けんせつ小町”に軍配が上がりました。
また、“けんせつ小町”と呼ばれる建設業界で働く女性技術者・技能者のイメージを聞いたところ、『親しみやすそう』(※7)は72.0%、『頼りなさそう』(※8)は28.2%となり、親しみやすさを感じる大学生・院生が多くなりました。

※4「将来的に倍増すると思う」と「どちらかといえば将来的に倍増すると思う」の合計
※5「“けんせつ小町”のほうがいいと思う」と「どちらかといえば“けんせつ小町”のほうがいいと思う」の合計
※6「“ドボジョ”のほうがいいと思う」と「どちらかといえば“ドボジョ”のほうがいいと思う」の合計
※7「親しみやすそう」と「どちらかといえば親しみやすそう」の合計
※8「頼りなさそう」と「どちらかといえば頼りなさそう」の合計

最後に、“けんせつ小町のイメージガール”になって欲しい女性有名人を聞いたところ、1位「堀北真希さん」、2位「綾瀬はるかさん」、3位「剛力彩芽さん」、4位「新垣結衣さん」、5位は同数で「香里奈さん」と「有村架純さん」となりました。


【調査概要】
◆調査タイトル:大学生・院生に聞く「建設・不動産業界に関する意識調査」
◆調査対象    :ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする関東在住の20歳~29歳の大学生・院生
◆調査期間    :2014年11月15日~11月25日
◆調査方法    :インターネット調査(モバイルリサーチ)
◆調査地域    :全国
◆有効回答数  :2,000サンプル(有効回答から男女が均等になるように抽出)
              (内訳)男性1,000サンプル/女性1,000サンプル
◆実施機関    :ネットエイジア株式会社


◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください(PDF)。

(株式会社エヌ・アンド・シー http://www.nandc.co.jp/ /12月10日発表・同社プレスリリースより転載)

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