21卒就活生の内定承諾に関する調査
[2020.07.29]
株式会社MyRefer(本社:東京都中央区、代表取締役社長 CEO:鈴木貴史)は、2021年3月卒業予定の就職活動で1社以上の内定を持っている学生403名を対象に「21卒就活生の内定承諾に関する調査」を実施しました。以下、概要をご報告いたします。
■調査結果概要
- 4人に1人が複数社に内定承諾する意向があることが明らかに。「決め手の欠如」「内定取り消し」が2大要因に
- 複数企業に内定承諾する意向の学生のうち、半数以上が内定式後に最終的な就職企業を決断
- 最終意思決定には「内定者同士」「現場の声」が強い影響力を持つ。文系はクチコミサイト、理系は人事の情報で判断も
■解説
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、21卒新卒採用は説明会・選考のオンライン化や選考スケジュールの変更が行われています。学生側は、オンラインでの選考で意思決定する難しさや、スケジュールのずれによる就職活動の長期化、さらには不景気による内定取消しへ不安を持っています。これまでは大半の就活生が入社する企業を一社に決めて「承諾書」にサインをして、内定者懇親会や研修を経て10月の内定式に出ることが一般的でした。しかし、今年は新型コロナウイルスの影響を背景に、4人に1人が複数承諾する意向だと回答しています。
リーマンショック後の就職活動でも内定を複数承諾する動きは見られており、不安定な世の中で企業側は内定承諾者を継続的にフォローしていくことが求められています。最終的な意思決定に影響を与える、内定者同士の関わりや現場社員のアドバイス、人事からの情報提供などの取り組みが重要です。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社MyRefer / 7月28日発表・同社プレスリリースより転載)