22卒コミュニケーションツールに関する調査
株式会社学情は、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを実施し、「就職活動でのコミュニケーションツール」に関して調査しました。就活準備で最も連絡がつきやすいツールは「LINE」が52.3%で最多となりました。一方2021年卒は、就職活動で最も連絡がつきやすいツールを「メール」と回答した人が61.7%で最多となっており、「就職活動早期」と「就職活動後期」では、学生がメインで使用するコミュニケーションツールが変化していることが分かります。また、22卒は7割以上が「就職活動の連絡でLINEを使用したい」と回答。理由は「使い慣れたツールだから」が72.2%で最多でした。
【TOPICS】
(1)就職活動で最も連絡がつきやすいツールは「LINE」が52.3%で最多
就職活動で最も連絡がつきやすいツールは「LINE」が52.3%で最多となりました。次いで、「メール」44.3%、「電話」3.4%となっています。「LINE」を希望する人からは、「使い慣れていて便利」、「見逃す心配がない」などの声が寄せられました。「日常生活で良く利用しているコミュニケーションツール」でも、「LINE」が93.9%で最多で、「電話」は9.0%にとどまりました。「LINE」でのコミュニケーションに慣れ、「電話」を好まない、20代の特徴が表れる結果となっています。
(2)「就職活動早期」と「就職活動後期」では、学生がメインで使用するコミュニケーションツールが変化
「就職活動早期」と「就職活動後期」では、学生がメインで使用するコミュニケーションツールが変化していることが分かりました。就職活動で最も連絡がつきやすいツールに関して、2021年卒は「メール」の回答が最多で61.7%となっており、2022卒より17.4ポイント増加しています。「電話」の回答も5.2ポイント増加し、就職活動が進むにつれて、連絡を取りやすいと感じるツールが変化していることが伺えます。また、「LINEは電話の代わりに利用したい」「LINEは日程調整など、すぐに返信が必要なやりとりのときに便利」などの声が挙がっており、就職活動において「LINE」は「メール」の代替ではなく、「電話」の代替として利用したいというニーズが伺えました。
(3)7割以上が「就職活動の連絡でLINEを使用したい」と回答
「就職活動の連絡でLINEを使用したいですか」という質問では、「ぜひ利用したい」38.5%、「どちらかと言えば利用したい」33.2%となっており、71.7%が「利用したい」としています。「利用したい」とした学生からも、「LINEは気軽に利用できる反面、どのような文面で返信すれば失礼がないか不安もある」「メールと同じ文面だと堅苦しく感じるし、フランクになりすぎてもいけないので、送る文章に迷う」など、便利さや手軽さゆえの不安の声も寄せられました。企業が採用活動でLINEを利用する際は、返信の仕方や、企業側が確認している時間などをあらかじめ学生に伝えておくと、学生も安心して利用できることが伺えます。
(4)「就職活動の連絡でLINEを使用したい」理由は、「使い慣れたツールだから」が72.2%で最多
就職活動の連絡でLINEを利用したい理由は、「使い慣れたツールだから」が72.2%、次いで「メールのように見逃してしまう心配がないから」53.4%でした。
■調査概要
・調査対象:「あさがくナビ2022(通年採用対応ジョブ型 インターンシップサイト)」へのサイト来訪者
・調査方法:「あさがくナビ2022」にアクセスしたサイト来訪者に、アンケートのポップアップを表示
・調査期間:2020年7月16日~7月28日
・有効回答数:853名
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情 / 8月5日発表・同社プレスリリースより転載)