担当職でも管理職並み処遇 プロ志向型に転換 第一生命が新人事制度
[2020.08.17]
第一生命保険㈱(東京都千代田区、稲垣精二代表取締役社長)は、一般の営業職を除く1万4000人を対象とし、全体の9割をプロフェッショナル職として処遇する新人事制度を導入した。全員がマネジャーをめざす従来の単一グレード制を見直し、直属の部下を持たない「担当部長」の役職を廃止している。給与面では職責に連動するグレード給のウエートを大幅に高め、担当職でも従来のマネジャー並みの水準に到達できる体系を整備した。新たにコンピテンシー評価の基準となる「人財育成ロードマップ」を設け、1on1ミーティングを通じて持続的な育成を進める。
(労働新聞社 労働関連ニュース 2020.08.06より転載)