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「新卒採用」の注目ニュース

2022年卒 企業新卒内定状況調査

[2021.11.09]

2022年卒採用の充足率は83.6%、「質」の満足度は73.7%。コロナ禍でもスムーズに採用活動ができた一方で、「辞退」の増加が大きな課題に

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:中川信行)は、国内企業2,279社を対象に調査を実施し、2022年卒採用の内定状況と2023年卒採用の見通しなどをまとめた「マイナビ 2022年卒企業新卒内定状況調査」の結果を発表しました。概要は以下の通りです。


《TOPICS》

  • 2022年卒採用の充足率は83.6%、「質」の満足度は73.7%
  • コロナ禍でもスムーズに採用活動ができた一方で、「辞退」の増加が大きな課題に
  • 入社後の「職務内容」を伝えるタイミングは、「入社前までのいずれか」とする企業が5割を超える
  • 2023年卒採用は78.8%が実施する予定と回答。採用予定数は前年に引き続き「今年度並み」が最多で、「減らす」「全く見通しがたっていない」は減少


【調査概要】
22年卒の採用充足率(内定者数/募集人数)は83.6%(前年比1.3pt増)で、内定者の「質」の満足度は73.7%(「量・質ともに満足(36.5%)」+「質は満足・量は不満(37.2%)」の合計)と高い傾向にある。また、採用活動の期間は「前年並み」が最多だが、活動開始時からWEB導入が進んだことで比較的スムーズに実施できたため、「短期化する(した)」の割合が前年より増加した。

採用活動の印象については、厳しかったと回答した割合は77.8%(「前年並みに厳しかった(49.8%)」+「前年より厳しかった(28.0%)」の合計)で、企業側にとって採用しづらい厳しい状況が続いているようだ。「厳しかった」と回答した企業に理由を聞いたところ、「母集団の確保」が52.0%で最多だったが、前年と比べると7.2pt減少している。一方、「辞退の増加」が前年比15.9pt増の41.3%と大きく増加し、特に上場企業では55.9%で最多だった。新型コロナウイルスの対策として導入されたWEB化により応募者は増えたが、志望度や応募後の”惹きつけ”が例年よりも難しかったと推察される。

22年卒入社予定者の配属先告知について聞いたところ、告知内容の程度は様々であるが、入社より前に告知する割合が5割程度だった。配属先を伝えるメリットを聞いたところ、「内定者の「わからないこと」への不安を払拭することができる」が最多で68.3%、「入社後の具体的なイメージができるので入社意欲を高めることができる」が次いで50.2%となった。新卒採用は中途入社と異なり、内定を出してから入社まで半年以上も期間が空くことが多く、また辞退の可能性もあるため、入社後の配属を決めづらい。しかし今回の結果からは、内容の程度はまちまちではあるものの、配属先を伝えることで、内定者が入社後の自分をより具体的にイメージできるよう努力している様子が見て取れる。

23年卒採用計画について聞いたところ、採用予定数が決まっていない場合も含めると78.8%が実施すると回答した。昨年は新型コロナウイルスの影響で採用活動が遅れ、次年度の採用計画策定も遅れる傾向にあったが、おおむね順調に検討が進んでいるようだ。採用予定数については「今年度並み」が66.7%で最多だが、「増やす」が13.1%で前年比5.3pt増加、「減らす」が9.0%で前年比2.1pt減少している。


【調査概要】「マイナビ 2022年卒 企業新卒内定状況調査」
○調査期間/2021年9月6日(月)~10月5日(火)
○調査方法/マイナビ2022の利用企業担当者に対するWEBアンケート
○回答数/2,279社
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。


◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社マイナビ/11月1日発表・同社プレスリリースより転載)

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