ダイバシティ&インクルージョン(D&I)に関する調査
「ダイバシティ&インクルージョン(D&I)」の取り組みを知ると「志望度が上がる」の回答が6割超。「個性を活かして働けそう」「私たちの世代の価値観とも合致している」の声
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、インターネットアンケートを実施。今回は、「ダイバシティ&インクルージョン(D&I)」に関して調査しました。就職活動において、「ダイバシティ&インクルージョン(D&I)」に関する取り組みを「意識する」と回答した学生が、45.0%に上りました。「多様性を重視している企業は、イノベーションも起こりやすいと思う」「LGBTの友人と交流し、どんな人も生きやすい社会をつくることに貢献したいと思うようになった」などの声が寄せられています。また6割以上の学生が、「ダイバシティ&インクルージョン(D&I)」に関する企業の取り組みを知ると、志望度が上がると回答。「個性を活かして働けそう」「私たちの世代の価値観とも合致していると思う」などの声が寄せられました。
【TOPICS】
- 「ダイバシティ&インクルージョン(D&I)」を推進する企業に「好感」を持つ学生が8割を超える
- 4割超の学生が、就職活動で「ダイバシティ&インクルージョン(D&I)」の取り組みを意識
- 「ダイバシティ&インクルージョン(D&I)」への取り組みで注目している点は「働き方の制度・柔軟性」が最多
- 「ダイバシティ&インクルージョン(D&I)」の取り組みを知ると、「志望度が上がる」と回答した学生が6割超
【調査の背景】
Z世代は幼いころから複数のSNSを使いこなし、膨大な情報にアクセスできる環境で育ってきました。そのため、「多様性を重視する」「他者を尊重する」「自分らしさを大切にする」といった特徴があると言われています。Z世代にあたる2024年卒の学生は、「ダイバシティ&インクルージョン(D&I)」についてどのような考えを持っているのか調査しました。
(1) 「ダイバシティ&インクルージョン(D&I)」を推進する企業に「好感」を持つ学生が8割を超える
「ダイバシティ&インクルージョン(D&I)」を推進する企業について、「好感が持てる」と回答した学生が、47.2%に上りました。「どちらかと言えば好感が持てる」35.5%を合わせると、8割以上の学生が「ダイバシティ&インクルージョン(D&I)」を推進する企業に、好感を持っていることが分かります。
(2) 4割超の学生が、就職活動で「ダイバシティ&インクルージョン(D&I)」の取り組みを意識
「ダイバシティ&インクルージョン(D&I)」に関する取り組みを、就職活動において「意識する」「どちらかと言えば意識する」と回答した学生が、45.0%に上りました。半数弱の学生が、就職活動において、D&Iを意識していることが分かります。「多様性を重視している企業は、イノベーションも起こりやすいと思う」「D&Iを推進している企業は、長く働けると思う」「LGBTの友人と交流し、どんな人も生きやすい社会をつくることに貢献したいと思うようになった」などの声が寄せられました。
(3) 「ダイバシティ&インクルージョン(D&I)」への取り組みで注目している点は「働き方の制度・柔軟性」が最多
「ダイバシティ&インクルージョン(D&I)」に関する企業の取り組みを知るために注目している点は、「働き方の制度・柔軟性」が72.6%で最多。次いで、「男女比率」55.3%、「女性管理職比率」49.5%、「従業員の満足度」48.9%が続きました。
(4) 「ダイバシティ&インクルージョン(D&I)」の取り組みを知ると、「志望度が上がる」と回答した学生が6割超
「ダイバシティ&インクルージョン(D&I)」に関する企業の取り組みを知ると、「志望度が上がる」と回答した学生が21.3%に上りました。「どちらかと言えば志望度が上がる」41.9%を合わせると、「ダイバシティ&インクルージョン(D&I)」に関する企業の取り組みで志望度が上がると回答した学生は6割超となっています。「多様な人材が活躍できる企業のほうが、成長力が高そうだと思う」「ダイバシティを重視している企業のほうが、社会に貢献できると思う」「個性を活かして働けそう」「私たちの世代の価値観とも合致していると思う」「社会の変化や要請に応えることができる企業が、成長し、生き残っていくと思う」などの声が寄せられています。
■調査概要
・調査期間:2022年8月26日~9月22日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:「あさがくナビ2024(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者
・有効回答数:422件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
◆本調査の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情/10月5日発表・同社プレスリリースより転載)