「2014年卒マイナビ学生就職モニター調査 1月の活動状況」を発表
~ エントリーシート提出やセミナー参加などすべての活動が前年よりも活発に。
親・親族の意見や職業が、学生の就職活動に大きな影響 ~
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、社長:中川信行)は、2014年卒業予定の学生を対象とした「2014年卒マイナビ学生就職モニター調査 1月の活動状況」の結果を発表しました。なお、「マイナビ学生就職モニター調査」の2014年卒学生を対象としたモニター調査は、今回が2回目の発表となります。概要は以下の通りです。
【TOPICS】
12月後半には落ち着いていたエントリーは1月に入ると再び活発になり、1月末までの累計エントリー数は前年比4.4社増の58.5社となった。1月後半には個別企業説明会への参加やOB・OGやリクルーターとの直接接触、エントリーシートの取り寄せ・提出などの活動割合が増加した。特にエントリーシートを取り寄せた社数の平均は前年比1.6社増の4.9社となり、多くの学生が早くもエントリーシート提出の段階に入っているようだ。
<調査結果の概要>
■ 1月はそれぞれの活動が昨年より増加。
多くの学生がエントリーシート提出段階へ(参照:参考グラフ①)
1月の活動状況は、「企業にエントリーした」「企業研究をした」「個別企業セミナーに参加する予定」「個別企業セミナーに実際に参加」がそれぞれ80%を上回り、これらの行動を中心に活発に活動していたようだ。12月の後半に見られていた「エントリーした」から「個別企業説明会に実際に参加した」へのシフトがより顕著になった。また、調査方法を変更したため単純に比較はできないが、前年同月と比較して「企業からエントリーシートを取り寄せた」が1月前半で10.8pt増、1月後半で9.4pt増、「企業にエントリーシートを提出した」が1月前半で8.0pt増、1月後半で8.4pt増と、それぞれ増加している。1月前半での企業研究などの活動が自信につながり、早くも多くの学生がエントリーシート提出の段階に入っているようだ。
①1月の活動状況-1
①1月の活動状況-2
※1)2014年卒から項目追加
※2)2014年卒より調査方法を変更したため、2013年卒の数値は参考値としてご覧ください
■ 個別企業セミナーの予約・参加、エントリーシートの取り寄せ・提出など、
すべての活動が前年よりも活発に(参照:参考グラフ②・③・④)
1月の平均エントリー社数は前年比3.3社増の15.4社となった。1月までの累計エントリー社数も前年から4.4社増の58.5社となり、順調に社数を伸ばしている。また、「内々定を受けた社数」以外の全ての項目で前年同月を上回る結果となり、エントリー以後の活動についても精力的に取り組んでいたようだ。特に「エントリーシートを取り寄せた社数」は前年比1.6社増の4.9社となり、直接接触の段階からエントリーシート提出のピークに早くも差しかかり始めていると思われる。
②1月平均エントリー社数【単位:社】
③1月までの累計エントリー社数(平均)【単位:社】
④合同企業説明会、個別企業セミナーの参加社数、エントリーシート提出社数(平均)【単位:社】
■ 親・親族の意見が影響しているが46.0%、職業が影響しているが38.0%、協力的は82.5%と、
学生の就職活動には親・親族が大きな影響(参照:参考グラフ⑤・⑥・⑦・⑧)
近年、親・親族の就職活動への関与が注目される中、親・親族の影響や協力について聞いてみると、企業や職種を選択する際に、親・親族の<職業>は「影響がある+少しは影響がある(全体38.0%)」が文系男子で38.6%、文系女子で43.5%と、文系学生の方が影響を受ける傾向にあるようだ。また、親・親族の<意見>は「影響がある+少しは影響がある(全体46.0%)」が文系女子で56.8%、理系女子で52.2%と共に半数以上となり、特に女子学生は影響を受けているようだ。親・親族は協力的かとの問いでは82.5%の学生が「はい」と回答し、望む協力内容では「交通費など金銭的に援助して欲しい」との回答が最も多く(57.4%)、実際に就職活動の費用の平均約4割を親・親族に捻出してもらっているようだ。一方で、「余計な口出しをしないでほしい」も21.2%と、協力を望む学生がいる反面、余計な口出しはして欲しくないという学生も一定数いることが分かった。
⑤企業や職種選択の際、親・親族の職業は影響がありますか
⑥企業や職種選択の際、親・親族の意見は影響がありますか
⑦親・親族は就職活動に際して協力的ですか
⑧就職活動に際して、親・親族に対してどのような協力を望みますか【複数回答】
【「2014年卒マイナビ学生就職モニター調査 1月の活動状況」概要】
※1989年からモニターアンケートを実施
○調査内容/就職活動状況の定点調査
○調査方法/Web上のアンケートフォームより入力
○調査期間/2013年1月28日~2013年2月1日まで
○調査対象/2014年卒業予定の全国の大学3年生及び院1年生 モニター4,430名
有効回答率40.2%
回答数1,780名(文系男子379名、理系男子507名、文系女子384名、理系女子510名)
※調査結果の詳細は採用サポネットで公開しています
◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社マイナビ http://www.mynavi.jp/ /2月13日発表・同社プレスリリースより転載)